マイル貯め口座の2回目の執筆が遅くなり申し訳ございません。
ANAのマイルの貯め方として、陸で貯める、飛行機に搭乗して貯めるという2つの方法があります(JALでも同様)。今回は陸で貯める方法を解説します。
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ANAカードで貯める
ANAカードには、普通のカード、ゴールドカード、プラチナカード等、クレジットカードのステイタス(ノーマル→ゴールド→プラチナ→ブラックの準にカードのランクが上がる)があります。例えば、ノーマルカードは年会費は安いですが、買い物をしてポイントが貯まって、いざマイルに交換する段階で、移行手数料というのを取られます(現行学生用のカードとワイドゴールドカード、プレミアムカードについては無料)。
またANAカード特約店というところでは通常もらえるポイントの2倍が貰えたり、カード更新時にマイルがもらえたりします。一般的に学生の方を除くと、一番コストパフォーマンスが高いカードは、ワイドゴールドカードになります。ただそれほどクレジットカードで買い物はしない方にとっては、ワイドゴールドカードは-10,000円以上年会費がかかるので通常カードをお勧めします。
またキャンペーンなどで入会時にボーナスマイルが貰える時期がありますので、そこを狙って入会するという方法もあります。
基本的に、すべての買い物を作ったANAカードで支払う事により、カードのブランドに応じたポイントが貯まり、ある程度貯まった時点で、ANAマイルに交換します。また、今では国税、国民年金保険料、市町村によっては健康保険料、自動車税等もカードで払う事が可能ですので、すべての支払いをANAカードに集約することにより、かなりのマイルを貯めることが可能になります。
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ポイントサイトで貯める
陸マイラーのマイル講座、といったようなホームページが沢山開設させていますが、これらのページの解説のメインはポイントサイトで貯める方法になります。
地道に貯める方法としては、Yahooショッピングや楽天市場、その他、オンラインショッピングサイトを、ポイントサイト経由で購入すると、購入金額に応じたポイントがもらえ、それが貯まったら、マイルに交換するという方法です。
また、ポイントサイトではサービスを利用することにより大量のポイントを獲得することができ、例えば新規に対象クレジットカードを作るともらえたり、証券会社の口座を作るともらえたりします。
今まで一番お得にANAマイルに替える方法として、「ポイントタウン」→「ANAソラチカカード(メトロポイント)」→「ANAマイル」というコースが、ソラチカコースと言われ、還元率85%でポイントをANAマイルに交換できました。しかし、2019年にこのルートが閉鎖されています。
現在一番お得と言われているルートがTOKYUコースと言われているもので、ポイントサイト「モッピー」で獲得したものを、[,money」というサイトに等価交換し、そこから「TOKYU POINT」(このTOKYUは鉄道会社の東急です)に交換し、最終的にANAのマイルに交換するものです(交換レート75%)。
【最新情報】
また、「ポイントタウン」から.moneyへのルートが2020年1月31日に開通したため、以前はメトロポイントに交換していたものを、100%でTOKYUポイントに交換でき、75%でANAのマイルに交換することができるようになりました。
一見めんどくさそうですが、一旦やり方を覚えれば、毎月1回、定期的に交換する行為を行うことにより、順調にANAのマイルが増えることになります。
ただ注意点として、このルートを使うには、「TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカード」というクレジットカードが必須で、年会費が2,000円かかることです。(ANAカードで貯める欄に写真を載せているカードです)
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Tポイントから交換する
クレジットカードの利用ポイントをマイルに替える交換率率は50%。あとはTポイントからANAマイルにも交換可能で、こちらも50%です。Tポイントの公式WebT-SITEから交換が可能で10,000ポイントを5,000マイルに交換可能です。
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マイルで交換した特典航空券は意外と強い
マイルで交換した航空券は、早割xxといった、早期に発売され格安航空券並みに安い運賃の航空券より強いです。強いという意味は、搭乗予定の便より早い便に空席があれば替えることができたり、前に座席がなく足が延ばせる非常口座席等条件の良い座席に指定できたりと、格安航空券に比べ柔軟性及び快適性に優れています。やはり、マイルを貯めて乗ってくれるお客さんを優遇する方向から、このような好条件になっていると思われます。