かるの旅日記(鉄道、自動車、飛行機、宿)

鉄道や飛行機を使った旅レポートや日常感じた事を投稿

[NEW]2021/6/8 「THE ROYAL EXPRESSに乗ってきた」「2020年JALの修行も解脱しておりました」「上毛電鉄デハ101に乗ってきました」をアップしました。
・お若い方で(内容追加)「精神的に悩んでいる方へのアドバイスのページ」更新しました,右のプロフィールの下に記事へのリンクがありますのでそちらからアクセスしてください。

JALのファーストクラス、キャンセル待ちをしてみました

JAL国内線ファーストクラスとANAのプレミアムクラスの違い

f:id:karuchan2:20210610215938j:plain


  国内線で機内食が出る席としては、現状、ANAのプレミアムクラスと、JALのファーストクラスがあります。ANAは費用を払うことにより、普通席でもプレミアムクラスの食事を楽しむことができましたが、現状コロナの影響で行っていないようです。

 ANAのプレミアムクラスは、地方線も含め、離島便等を除けばほとんどの路線に設定があります(他社が運行するコードシェア便を除く)。

 一方JALのファーストクラスは幹線と呼ばれる主要路線で提供されています。具体的には羽田発がほとんどで、羽田ー千歳、羽田―伊丹、羽田―福岡、羽田―那覇のみです。また機材により設定がある便とない便があります。

 ANAのプレミアムクラスに比べて、JALのファーストクラスのサービスレベルは若干高いと筆者は思っています。JALだとCAさんがサービスに来られるときに名前で呼んでくださったり、機内食も温かいものは温かく提供されます。ラウンジもANAだとANAラウンジが利用できますが、JALだとダイヤモンドプレミアラウンジが利用できます。

 一方、地方路線には設定がないので、若干座席が広い「クラスJ」のみとなり、機内食等は楽しめません。

 座席の比較ですが、ANAは2020年からプレミアムクラスの座席を一新する予定でしたが、コロナの影響で無期延期になっているようです。そのため、最も一般的な座席がかなりしょぼい感があります(手動ですべてやらなければならず、座り心地も良くない)。当たりで国際線機材等だと、電動リクライニングや160度くらいまで倒せたりするシートの場合もあります。またどの座席の機材になるか、乗ってみないとわからないことが多いです(機材により設置シートが固定されている座席あり)。
 JALは2種類しかないのでわかりやすいですし、機材で座席が確定するので心の準備もできます。A350B787ですと、電動リクライニングがついた最新座席で、767や今は飛んでいない777だと手動式のシートとなります。JALは電源がないシートの場合には、モバイルバッテリーが座席前ポケットに入っており充電には困りません。

f:id:karuchan2:20210610205048j:plain

2社の主な座席

 

 機内食については、ANAのプレミアムクラスは、朝食、昼食、軽食、夕食とわかれており、JALは朝食、昼食、夜食となります。JALはすべての時間帯において食事が出ますが、ANAは中途半端な時間帯には軽食(スイーツやサンドイッチ等)しか出ません。
 また、ANAは、JALがファーストクラスを飛ばしている幹線の食事クオリティと、JALがクラスJしか飛ばしていない路線で食事のクオリティを変えてきます。
 具体的には、JALのファーストが飛んでいる路線では、料理も温かいものが提供されますが、JALがクラスJしかない路線では料理も冷たい状態で出されるものが多く、みそ汁が温かいだけといった機内食となります。競争が発生しているところとしていないところでサービスレベルを変えるのは、資本主義的ともいえますが、食事がしょぼくなったのに料金はあまり変わらないので、決してお客からみて良いとは言えない状況だと思います(2021年6月現在)。

f:id:karuchan2:20210610211238j:plain

ANA機内食(幹線の食事例)

f:id:karuchan2:20210610211734j:plain

JAL機内食例(2020年7月)

JAL国内線ファーストクラスのお得な予約方法

 基本的には通常の航空券を購入するJALのオフィシャル予約ページから予約します。

 普通席等にあるウルトラ先得等大幅値引き価格ではファーストクラスは発売されません。事例で出した表ですと株主割引が一番安く、次に特便割引が安い価格となっています。

f:id:karuchan2:20210610215349j:plain

 なお一番お安くファーストクラスに乗る方法は、早得等安い普通席で予約し、当日空港で空席があれば、チェックイン機で予約しなおす方法と、キャンセル待ちをする方法になります。ANAはネットで3日前からプレミアムクラスのアップグレードができますが、JALは空港に着いた時の空席状況によりアップグレード可能となります。

 アップグレード価格もANAは路線によって価格が異なり、かなりの差額が必要となります。一方JALのほうは一律8,000円(2021年6月現在)となります(クラスJからだと1,000円安)。

 この当日アップグレードがどれくらいお得か比較するために11月1日出発のJAL903便で見てみましょう。

 一番安いのが普通席のウルトラ先得で15,910円、クラスJだと先得割引しかなく20,810円、ファーストクラスはキャンセル待ちですが、一番お安い特便割引で47,310円と、普通席との差額が31,400円となります。

 ところが当日アップグレードですと、先ほど書きましたように8,000円追加料金を払えば搭乗できますので、ウルトラ先得でとった普通席の搭乗券をアップグレードしたファーストクラスの実質的な料金は23,910円となり、特便割引より2万円以上お安いです。
 しかしデメリットもあります。今回のように満席になっている場合、キャンセル待ちとなり、ファーストクラスに搭乗できる可能性は結構低いです。また、本来使える優先チェックイン、優先手荷物扱い、優先セキュリティ検査、ダイアモンドプレミアラウンジは、その時点ではファーストクラス確定でないため利用できません(空港到着時空席があり自動チェックイン機か窓口でアップグレードに成功した場合を除く)。

キャンセル待ちの方法(搭乗便の航空券があり、ファーストの空席待ちをする場合)

 そのお得な当日空席確保の方法ですが、まず飛行場に行く前にファーストクラスに空席があるか確認します。もしある場合、できるだけ早く空港に行き、自動チェックイン機で「アップグレード」を選択し、アップグレード代金を払うことにより完了です。

 次にファーストが満席や空席待ちになっている状態の場合ですが、この場合、航空会社の上級会員か否かによりかなり当選確率が違ってきます。

 基本的に絶対的に優先度が高いのが、「種別S」と言われるダイヤモンド、プレミア、エメラルドという資格を持っている方です。このグループの中での先着順はありますが、後からキャンセル待ちに入っても、空席が出た場合、後の区分より優先されます。

 次に「種別A」と呼ばれるサファイア、クリスタルとJALグローバルクラブメンバー、(oneworldサファイア、ルビー)の人に優先権が移ります。

 最後に「種別B」と呼ばれる一般の搭乗客のキャンセル待ちの順番になります。もともとファーストクラスは席数が少ないので、種別S、種別Aを持っていないと厳しいかもしれません。

f:id:karuchan2:20210610213557j:plain

空席待ちチケット

f:id:karuchan2:20210610213717j:plain

確保したファーストクラスチケット

総評

 今回は、福岡空港で、A350のファーストクラスがキャンセル待ちでしたので、空港でキャンセル待ちしました。幸い、屋久島から来て2時間程度前に空港に到着したので、到着後すぐキャンセル待ち手続きをしました。その時点でSは0人、A(自分)は1人目、Bは1人ということでした。出発の30分前くらいに当選結果(といってもステイタス順+その中の先着順なので抽選とはいえない)は、なんと当たり。1名キャンセルがあって、搭乗できることになりました。

 若干個人の主観も入るのですが、筆者はもともとANA派というか、ANAが好きな人でしたが、最近、JALのほうがサービスが良いなと思う機会が多くなりました。ANAは5星エアラインを取ったと言い始めたくらいから、サービスレベルが落ちている感を感じます。友人何人かに聞いても、ANAのサービスレベルが落ちているという話を聞きました。
 一方、JALのサービスは、もともとマニュアル的な印象がありましたが、最近、フレンドリーさを感じるようになってきました。以前は、ANAのほうが気さくにいろいろCAさんとお話ができたのですが、今は逆転している気がします(コロナにおける各社の対応方法の違いもあるのかもしれませんが)。またJALのパーサーさんも挨拶に来られりと特別感が味わえます。

 料金的にも、JAL国内線ファーストのほうがANAのプレミアムより安い路線が多くあります。特にキャンセル待ちや当日空きがある場合の料金は圧倒的にJALが安いです。

 どうしても、CAさんのサービスレベルに左右されがちですが、シートでJALがリード、サービスでもJALのほうが良い、食事もJALのほうが美味しいと思っています。

 正直、大変な時だとは思いますが、ANAさんにも頑張っていただきたいと思っています。