3月上旬、ドバイへドバイ万博(EXPO 2020)見学を主目的に旅してきて得た旅行情報をまとめてみたいと思います。今後渡航される方の参考になれば幸いです。
1)両替・チップ
ドバイは基本的にチップを払う場面はほとんどないのと、クレジットカードはほぼどこでも使えるので、5千円~1万円程度あれば良いかと思います。ガイドブックにはチップ必須と書かれていますが、現地の方に聞くと、払う人は少ないという話でした。
実際、現金が必要な場面はほとんどありませんでした。ほぼクレカで行けますが、アメックスとJCBは使えるところが少ないので、VISAやマスターカードを必ず持参して下さい。特にタッチレス決済機能がついたカード(VISAタッチなど)だと、タッチするだけで決済が可能です。カードを差して暗証番号を入れる必要もありませんのでお勧めです。
2)入国
入国は非常に簡単というか、厳しくはありません。ワクチン接種証明が必要だったりしますがほとんど見ていないといっても良い状況です。逆に、日本で搭乗手続きをするときの航空会社のチェックのほうが厳しかった感があります。
観光の場合、入国審査のところで、無料で使える1GB SIMカードが貰えるので欲しい場合は要求して下さい(ただ、アクティベートさせるのがかなり面倒なようなので、既に日本からWifiアダプタを持っていたり、現地SIMを使うのであれば不要かもと思います。)
なお、税関に相当するところはほとんどありませんので、よほど何かない限りはカバンを開けられるような事はないと思います。
3)移動
空港からの移動は、メトロを使うか、タクシーを使うか、航空会社の送迎サービスを使うかになります。私は行きは安心をとって航空会社の送迎サービスを使いましたが、正直、割高感強く、それほどサービスも良くないので、
Uber等のタクシー配車アプリを使うのがお勧めです。日本よりタクシー料金は安いです。なお日本でUberを既に使っている方は、そのまま、特にSMS認証等もせず、ドバイで使えます。
またUberと同じようなサービスで、Careemというタクシー配車アプリ(他にもデリバリーやPCR検査も可能らしいです)も入れておくと便利です。
UberとCareem利用時は、「空港、万博会場、ドバイモール」に限り、乗車場所が限られているので注意して下さい。
ドバイメトロは、ICカード自体でシルバークラスとゴールドクラスがあり、グリーン車にあたるゴールドクラスで乗れる車両は空いている感じです。座りたい方はゴールドクラスをお勧めします。なお、ドバイトラム(路面電車)も同じシステムでゴールドクラスの車両もついています。
人工島に行くにはモノレールに乗り換える必要がありますが、現状、メトロのカードでは乗れないので、別途切符に相当するQRコードの切符を買う必要があります。また、メトロとの乗換えは、駐車場の建物の中を結構歩かされるのと、ルートがかなり判りにくいので注意して下さい。
なお、白タクではなく、一般のタクシー(メーターがちゃんとついている車)では、クレジットカードが使えます(タッチレス決済可能)。旅行ガイドにはカードが使えないという情報が多いですが、今回の旅行ではほぼ使えました。
4)治安
治安は良いと思います。しかし、土産物屋さんの客引きが結構強かったりするので、興味がない場合は、話を聞かず立ち去るのが得策です。夜遅い場合は、Uber等を使った移動をお勧めします。
5)PCR検査
帰国に必要なPCR検査は、大きなホテルでは、コンシェルジュさんにお願いすれば、日時を指定して、部屋に看護師さんが来るというサービスをやっている業者があります。わざわざ病院まで行く必要がないため、結構お勧めです。ただ、なかなか厚生労働省フォーマットを受け付けてもらうのが大変なので、「これがないと入国が難しい」とお願いするのがお勧めです。
6)帰国
帰国時も必要書類が揃っていれば、手荷物のX線検査と金属探知機以外は、顔認証ゲートを通って出国する形となります。
空港内は、エミレーツ航空のラウンジエリアが、コンコースA~C(一部営業していません)、プライオリティパスで利用できるラウンジも、同じくコンコースA~Cまであります。コンコースA~Bは列車を使って移動、B~Cへは徒歩で移動と、かなり時間がかかるので乗り遅れにご注意下さい。
なお、空港内は免税店は、かなり多く営業していますので、最後のお土産の買い忘れが無いよう気を付けて下さい。