旅鉄「かる」の旅日記(鉄道、自動車、飛行機、宿)

鉄道や飛行機を使った旅レポートや日常感じた事を投稿

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  • [NEW]2022/3 3月上旬にEXPO 2020 Dubai(ドバイ万博)に行ってきました。コロナのまん延する中で、行くか行くまいか悩んだことや、いざドバイ万博に行ってみて、どうだったのか。また後半はドバイの市内観光の様子も掲載する予定です。お楽しみください。万博初日から観たい方はドバイ万博初日からからご覧下さい。

ANAのエアバス321-200(neo)に搭乗してきた

大分空港ー>羽田空港のANA800便で、エアバス321-200(neo)に搭乗しましたので、搭乗レビューを書かせていただきます。

  • A321-200とは

LCCを使われる方はA320やA321の機材に搭乗される機会が多いと思いますが、A320シリーズは、ボーイング737に対抗するエアバス機で、ジェットエンジンを積んだ小型旅客機です。その中で、A320は小型、A321はA320長胴型と言われ、オリジナルモデル(A320)の操縦室ー尾翼の長さを長くして、より乗客を多く運ぶために開発されたモデル(小~中型機)です。同じような例で、ボーイングでも、例えば787の中でも787-3,787-8,787-9,787-10と、数字が増えるほど、全長が長くなり、より搭乗できる客席数が増えます。

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今回搭乗する羽田行きの機材(大分空港にて)
  • neoとは

現在、ANAが運行しているA321-200型は、旧型のceoと呼ばれるものと、新型のneoと呼ばれるものの2種類あります。違いは、neoは省エネのため、ceoとは違うエンジンが使われています。この効果で航続可能距離も約900キロ延長されています。

ANAは現状、国際線用も含め、ceoを4機、neoを11機保有しています。このため確率的には新型機に当たる可能性は高いです。自分が登場した便もneo仕様でしたが、ceoとneoは座席配列や搭乗可能人数などが全く同じのため、狙いうちして乗る事は難しいと言われています。おそらくですが機内wifiが確実に使える表示のものがneoと思われます。

ANAのneo機材は国内線仕様としては、プレミアムクラスと普通席の2クラスで構成され、ANAの国内線では珍しく、すべて座席に充電USB端子とコンセントが備え付けられ、パーソナルモニターも全席についています(普通席は全席のテーブルの上、非常口座席は下から上げて出すパターンのもの)。また機内WIFIも装備されています。

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A321-200(NEO)の機内(普通席後方非常口座席から)

 写真のように非常口座席用のモニターがかなり前の座席のところにありますが、実はあれば本来搭乗客が操作して使用するためではなく、非常用設備の動画を流すために設置されているようです。個人モニターは座席下に格納されており、ベルト着用サインが消えている間は利用することができます。逆に離陸しないと使えず、帰りも最終の着陸体制になると使えなくなるのでちょっと不便です。

ただLCCなどが主に使用しているA320の非常口座席は間隔がほとんど普通の席と変わりませんが、A321-200だと前とのシートピッチはかなりあります。ただ767等中型機に比べると狭いです。一番窓側の座席はCAさんともろ向かい合わせになってしまい、窓もない座席のため、予約システム上ブロックされているように思えました(今回搭乗では誰もその席の人はいませんでした)。左サイドは壁があり非常口座席ではありません。足元がかなり広い座席は、座席を指定する段階で絵でわかるので、選んでください。ただ、割引率が高い座席では指定できない事があります。

補足)自分は、航空機にそれほど詳しくはないため、間違っている記述があるかもしれません。もしお分かりの方はご指摘いただければ助かります。